SH療法装置の説明

 SH療法の場合、ほとんどの症例で上下顎に装置を1個ずつ入れます。
SlideX(スライデックス)は、特許を取得しているためSH療法の会員しか使用できません。

 この装置は口腔容積を拡大する装置であって、決して顔が大きくなるということはありません。狭窄して口腔内が崩れている状態を本来の口腔状態に戻す治療と思って戴ければと思います。
 口腔容積が増加する事で舌が挙上し、正しい嚥下を獲得する事で口唇閉鎖、鼻呼吸を行うようになり、異常嚥下、舌突出癖、舌の位置などの改善で頬筋の異常発達を防止し、整った顔立ちとなります。

 SH療法を行った子供たちの多くは、驚く事に殆どの症例で術前では口が開いていたのに、術後では口が閉じている事に気付きます。つまり、口輪筋を含む表情筋が上手く使えてきた事の証拠となります。

不正咬合の原因と治療 John Mew著 ↓後で写真増やします。